OUR STORY

 

“SANOE”は自然栽培で育てた国産のホワイトティー専門店として2018年に東京・代官山で創業しました。

ホワイトティーはお茶の中でもっとも製茶の加工過程が
少ないシンプルなお茶の葉です。

だからこそSANOEは茶葉の質にこだわり、
化学肥料や農薬を一切使わない自然栽培を取り入れました。

自然栽培の象徴とされる「お茶の花」が咲きこぼれる茶畑で、茶農家さんが1枚1枚、丁寧に手摘みした希少な新芽だけを使い、
たっぷりと時間をかけてホワイトティーを仕立てています。

自然の力でのびのび育ったSANOEのホワイトティーは
大地の自由で豊かなエネルギーに満ちています。

茶葉そのものの無垢な味わい、香り、色、かたちを楽しんでください。

SANOEは自然と茶農家さんを大切にし、持続可能な未来へ向けて
みなさまの健やかな毎日に寄り添うお茶を届けてまいります。


もっと知りたいSANOEのこだわり

花咲く茶畑

お茶の花を見たことがありますか。
白くてかわいらしい可憐な花ですが、ほとんどの茶畑でその姿を見ることはできません。なぜでしょうか?

理由は肥料が関係しています。
不思議なことに、肥料をまいた土壌では、茶の花は咲きません。
江戸時代から〝土地が肥えすぎていると枝葉ばかりで種ができない"、と言われるように、茶は土地が肥えるほど種の元となる花は咲かず、葉だけが成長します。茶葉を効率的に収穫しようと、多くの茶農家さんが肥料を使っているため、自然本来の美しい花に巡りあう機会がほとんどないのです。

一方、SANOEがホワイトティーの生産でパートナーシップを結ぶ健一自然農園では、無肥料の自然栽培を取り入れているため、綺麗な茶の花が咲き誇っています。成長の促進や旨味成分に対しての補強もなく、非常に上品な口当たりです。その土地のありのままのテロワールを感じられる茶づくりを大切にしています。

オーガニックの茶葉

オーガニックの茶葉って、何色だと思いますか。

濃くて鮮やかな緑色をイメージする方が多いのではないでしょうか。実は、自然に近い茶葉の色は黄緑色なのです。

もともと黄緑色だった茶樹に肥料を与えると、濃厚な緑色になります。とくに窒素肥料を加えると、茶の樹は急速に窒素を吸収し、葉緑素を合成して濃い緑色に変化します。より光を吸収しようと、葉を大きくし、葉の凹凸も深くなっていきます。

一方、オーガニック茶は肥料を与えないため、葉が小ぶりです。
葉緑素も少ないため、黄緑色になります。肥料で育てた茶葉とは違い、淡く透き通った上品なシャンパン色のお茶になります。

GoogleMapで茶畑を検索してみると、それだけでオーガニック茶を見分けられます。興味の沸いた方はぜひ検索してみてください。

サステナブルへの取り組み

SANOEは肥料や農薬を一切使わない"自然栽培"で、混じりけのないピュアな茶葉を栽培しています。
その土地本来の力を循環させることで、テロワールをより感じられるお茶作りを心がけています。

霜や虫にやられることもあります。それでも、茶畑は自然との調和の中で、また生き返っていきます。
茶葉は美しく、ハリがあり息をのむほどのパワーに満ちています。生産性を第一に求めるのではなく、その土地の茶が持つ可能性を最大限に引き出すことを大切にしています。
それこそが未来に繋がる畑の姿であり、茶文化の発展や、お茶を通じた人と人の輪を築くと信じています。